きちんとした仕事をできるようになりたい.きょうは主に3種類の仕事をした.トラッキングタグを全ページに貼り付ける作業,セッションストレージで初回訪問と再訪問での画面を切り替える実装,倉庫と展示室の整理だ.このうち,ちゃんとできた仕事は,なかった.ほかに小仕事で新聞記事のファイリングやUSBメモリの受け渡しや納品物の検査も行ったが,結果は必ずしも良くなかった.
それぞれの仕事でうまく運ばなかった理由は,指示を正しく理解する力の圧倒的な不足にある.例えば,メールで読んではいけないと指示された資料が,本当はウェブ担当として読んで調べて把握しておくよう指示されたものだった,とか,正反対真逆の方向に解釈してしまう,これが私の脳なのだ.指示を出す方も疲れるだろうし困り切るだろう.私だって困っている.
これを解決する理論があれば聞いてみたい.一度解決しても別の角度から似たような問題が起き,つまりこの職場でこの職業で勤める限り,逃れられない課題となる.伝わっていないと云われることのストレスに耐えなければならないし,自分の無能を呪う傾向に慣れなければならないし,解決しない問題のせいで自主性や積極性が台無しになっても諦めるしかない.結構辛いことではないか.
収入は数年後に上がる模様だし,転勤もなく条件は良い.こんなに厚遇されたことはない.しかし,優秀な人物からなる職場である.話が伝わるのは当然の前提.話さえできない人材を長く置くだろうか.評価するだろうか.人間にどんな評価をされても神さまを思う私の傾向はこのような環境から作られた.逆境や試練の渦中にあっても,私が幸福であることには変わりない.

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