Broken Memory

人生は自分だけでは思うようにいかないもので,大学時代を謳歌できなかった原因は,付き合った彼女に相手がいたことだった.二股の相手にされてしまったのだ.私は子どもを持たないように性交はしなかったが,その女子を好きになってし … [なになに…]

人生は自分だけでは思うようにいかないもので,大学時代を謳歌できなかった原因は,付き合った彼女に相手がいたことだった.二股の相手にされてしまったのだ.私は子どもを持たないように性交はしなかったが,その女子を好きになってし … [なになに…]

時間を切り売りするという概念をあまり持っていない.せっかくの人生の時間をお金のために費やすのが厭だから,FIREという発想になるのだろう.でも,私は技術職なので,時間をかけるほど技術が身につく.往々にして,独学より職業 … [なになに…]

1日1食を実践して3日目.新しいことを記憶する力が長く続き,読書が捗り,緻密な論理的思考も不自由なく進むようになった.きょうは雨だが,気分が落ちない.長く眠れるようにもなり,以前よりも休めるようになった.本を読んでいる … [なになに…]

買った物は,捨てなければずっと生活を共にする物になる.服や本や機械類がそうだ.ゆえに,空間の大きさが限られているのであれば,買いすぎることを慎まねばならない.しかし,食べ物は異なる.食べてしまえば代謝され排泄されるので … [なになに…]

加齢とともに,お金を使わなくなる.これはおそらく本当だ.特に生活費の面でそうだろう.若い時は時間がなくて食べ物も作れない物も全て買っていた.しかし,徐々に貯蓄を意識するようになると,自分で作ったり買った物を長く使おうと … [なになに…]

私は東京湾沿岸の街で育った.小学校時代はテレビが主なメディアで,お台場やディズニーランドが人気だった.また,任天堂が遊びの中心で,校庭や公園で遊ぶ機会は減っていた.高校時代にウェブサイトを作る級友がおり,私ものめり込ん … [なになに…]

昨年の投資を振り返る.残高が1,000万円を超えた時,お金は簡単に増減するものだと認識していた.投資していなければ,障害年金の300万円に過ぎなかったので,6年間投資の売買を積み重ねて1,000万円を超えたことは感慨深 … [なになに…]

幼い頃,私は人見知りだった.人と話すことを嫌がった.今も人と好んで話そうとは思わない.けど,今の私は人見知りではない.同じように,昔の私の性格だと思っていたことのほとんどは,今の私に引き継がれてはいない.その理由は,学 … [なになに…]

少年の頃,父に本気で質問したことがある.お金って使わないといけないの?と.無理して使わなくていいんだよ,将来のために貯めればいいんだ,とその時答えてもらったので,お小遣いやお年玉をそのとおりにした.そのまま私は大人にな … [なになに…]

企業,特に大企業のもたらす仕事は,つまらない.私はそう感じる.組織の力学により個人の能力が報われないからだ.個人が部下として努力したところで,報酬はお金か地位や評判にすぎない.そんなことのために,入社して仕事を得るため … [なになに…]

大学での思い出は余りない.数学の本を夜通し読む生活だったので,数学の知識はたくさん身についたが,本務の図書館情報学の講義は面白いと思わなかった.1年留年した.同級生たちも私と異なりすぎて親しくなれなかった.地方の中堅進 … [なになに…]

私が普段楽しくないのは,仕事が楽しくないからだ.週末や休日が楽しいのは,仕事が楽しくないからだ.時間を楽しむにはめりはりが大事だと思う.週末の今夜も英語の勉強動画を見て楽しんでいる.さらにプラトンのプロタゴラスを文庫で … [なになに…]

英語に関する強迫観念が強い.日本語以外の言語も使えるようにならなければ,というものだ.仕事で使うわけではないし,趣味で使っているのでもない.Nature誌を読む時か,英語のウェブサイトやツイートを読む時,そのくらいしか … [なになに…]

資産が1,000万円に上ったのはもう1年前のことになる.それ以来私はお金について悩むようになった.こんなにたくさん持っていられないという恐怖が募り,どうにかして散財するか,売らずに持っていて増えるなら増えよ減るなら減る … [なになに…]

この午後の光は,あの教室で見た光と同じなのだ.中学の英語の授業で,成績が良かったので先生に目をかけられていたのだが,外国の映像をモニタで見せられたことがあった.あの光景はアメリカの農場か街の光景だったか定かではないが, … [なになに…]

この快適な午後は何だろう,窓から洩れる快晴の日差しが当たる心地よさ.ベートーベンの交響曲を聴き,蔵書の文庫たちを眺めては,次に何を読もうかと思案するこの静謐な時間.おそらくは旧世紀の貴族階級が営んでいたであろう高級な文 … [なになに…]

私の幸福な少年時代を形成した要素のひとつは,クラシック音楽である.父が好きでいつも居間でCDがかかっていた.モーツァルト交響曲第40番など今思えば有名どころを好んで聴いていた.私はそのおこぼれというか,よく耳にしていて … [なになに…]

明日は給料日.最近読んだ本の中に,給与とは嫌なことを我慢したからこそもらえるものだ,と書いてあった.私の仕事は文字で世界を作ることだ.仕事それ自体には何の苦しさも辛さもない.むしろ楽しめる.文字を書くこともPCを扱うこ … [なになに…]

物は人を幸せにしてくれないという.確かにそうだ.買った時は広告に乗ってお金を払い陳列されていた商品を持ち帰ったその時は独特の幸福感がある.けどそれは数時間しか続かない.一晩眠れば物質伝達が止んでいるので気持ちは忘れてし … [なになに…]