20th century
Brain Back

私は脳を壊したことがある.壊した内容にもよるので定義すると,18歳の時,高校卒業と同時に,自意識が消え,脳がビリビリジージーと音を立てるようになった.海馬の辺りに違和感が生じ,新しいことを覚えられなくなった.それまで単 … [なになに…]
New Morning

天の父なる神様.新しい朝をありがとうございます.きょうも無事に1日が始まります.この書斎の向こうでは物流の車両が行き交い,運転手の労働がきょうもこの街の人々の生活を支えます.彼ら運転手の安全を守り,彼らの貴い労働にどう … [なになに…]
Clear Course

明晰に考えるだけの知性は誰もが備えられるはずだと私は信じている.なぜなら,明晰に考えれば人生のほぼ全ての問題を解決できると思うからだ.人生の問題は必ず誰にでも訪れる.賢い人は問題が起こる前に考えておくそうだが,私はそこ … [なになに…]
Missing Gissing

ギッシング「ヘンリー・ライクロフトの私記」を読んでいる.46歳で亡くなる直前に刊行された晩年の作品.当時の有名な雑誌に匿名で連載されたという.彼は「三文文士」という作品で有名になったイギリスの小説家.この私記を読んでい … [なになに…]
Silent Night

今は静かな夜である.午前にボランティアの集まりがあり,参加が終わると,注文していた建築雑誌が届いたので,3冊を眺め,なるほどあまり頭を使わなくても読めるものだなと思った.そのあと本棚を整理し,セネカを文庫で再読.午後に … [なになに…]
Mild Memory

セネカの教えがよく効き,確固とした考えに変わった.思い出は財産であると.過去は時間に関わらず自分から離れない,そして自分しか持ち得ない宝である.だからこれから生活する時も多くを見て聞いて,思い出すようにすれば,人生に喜 … [なになに…]
Mr. Seneca

セネカ「人生の短さについて」を繰り返し読んでいる.何度も参照すべき内容だと感じられる.人生は長くできる.なのに,つい多忙にして自分の手で短くしてしまう.この極めて短い現在を大事にするあまり,不確かな未来に期待をかけてし … [なになに…]
Books to Read

この師走の末にとっておきの趣味が読書である.読んでおきたい本をリストアップした.今年は余っていた有給休暇を連続して取得し,クリスマス休暇として利用するほか,年末年始休暇も6日間あり,今月の出勤日数もいよいよ片手で数える … [なになに…]
Stock Faith

オミクロン株の件で,資産が年収分くらい減った.お金に対する認識が変わった.減った年収分は一年で稼げるだけの額に過ぎない.一年働けば稼げる額である.生活にしてみれば,2年くらい働かなくても生きられる程度に過ぎない.すると … [なになに…]
Regret Base

人はしばしば悔いないように行動する.後悔のない結果を残したいからと奮起する.しかし,私は少し異なって考えている.すなわち,後悔するほど鍛えられる.なぜなら,神さまは悔いる心を軽しめられないから.悔い改めて初めて信仰が大 … [なになに…]
Fresh Student

今バッハのパルティータを聴いていて思った.学生時代の新鮮な精神を取り戻したい.知識への飽くなき欲求,研究で成果を残そうとする野心,鮮烈な印象と感覚.20代の私は世界を常に新鮮に見ていた.それだから大小問わず発見をすると … [なになに…]









