Work Despair

好きなことをして生きていきたい.現代の労働者の誰もが考えることではないだろうか.会社や組織に所属して給与を貰える生き方は,日本特有のものだ.仕事で評価されると給与が上がるが,できる仕事が好きな仕事とは限らない.この暮ら … [なになに…]

好きなことをして生きていきたい.現代の労働者の誰もが考えることではないだろうか.会社や組織に所属して給与を貰える生き方は,日本特有のものだ.仕事で評価されると給与が上がるが,できる仕事が好きな仕事とは限らない.この暮ら … [なになに…]

若いとき,いつも自分が嫌いだった.もう10年前になる.大学院に入学した時から,自分嫌いが少しずつ収まった.こういうことは揺れ戻しがあるもので,社会人2年目は自死欲と闘う日々だった.本当に死ぬ手前までの状態だった夜が何回 … [なになに…]

今の職場で働けて幸せに思う.こういう人こそが信頼される人なんだ,と思う人が上司であるうえ,先輩方もスマート.今まで世の中をよく知らなかったのは,自分がいちばん見劣りする環境に自分を置いたことがなかっただけだと分かった. … [なになに…]

今は女性の社会進出が進み,女性は家事も育児も大変だねと声を掛ける男性.女性には生き方のモデルケースがないといわれる.しかし,男性だって今を生きる規範はない.親の介護に低賃金労働,そもそもの技術家庭科/生活科のゆとり教育 … [なになに…]

自分はいったい何ができるのか.何をしている人なのか.人生の棚卸をしようと思った.というのも,ポートフォリオサイトをリニューアルしようと思うのだ.履歴書や資格や技術のほかに,自分で知らない特殊技能や人生の一貫性を把握して … [なになに…]

自分は交友が狭い.小さい頃からそうだ.本当は,人見知りせずに誰とも話しができるけれども,親しくする人はいつも5人もいない.自分から交友を断ったことはほとんどないので,向こうが嫌った場合は多いのだろう.それに,正しくは, … [なになに…]

金持ちもフリーターも生活に満足しやすいが,平均的収入の人物が最も不満を抱きやすい.きょうウェブで読んだ.金持ちは困っている人にお金を使えれば幸せだろうし,フリーターも公共環境にフリーライドしていれば幸福だろう.平均的収 … [なになに…]

妻は言行一致の人だ.少なく見積もっても,私と共にいる時はいつもそうだ.私は影響されて正直な人間になった.その妻が,私は太く短く生きると宣言するようになった.我が人生一点の悔いなしと妻はよく言っていたものだが,最近はその … [なになに…]

天才はいつの世もマイノリティだ.脳の病や特性を抱えた人たち.今の社会では精神障碍者という烙印を押されがちだが,その中には大きな才能を開花できずに終わる人もいれば,終わるようで実は後世に評価されるような先進的な思想や芸術 … [なになに…]

現行の計算機は脳への推論的洞察から生まれた.メモリ・ストレージ・CPUからなるこの計算機は,脳科学の進歩に伴い,いつか構造上の革新が起こると期待されていた.しかしそうはならず,計算機は現行の計算機のまま,今も世界で大量 … [なになに…]

今朝は「主よ,人の望みの喜びよ」を諳奏して通勤した.学生時代から芸術が生活の傍にあった.定期試験前になれば東京の美術館に入り浸り,耽美的な夜を通した.社会人になっても,ウェブでクリエイティブなサイトをしばしば見た.休日 … [なになに…]

昔からのことだが,知識人の教えに従っても,ろくなことはない.現代でもそうである.自分で考えるか,祈り求めるしか,正しく教えられることはない.誰かの経験則に触れて学ぶことは,多少の役に立っても,全面的に信じることは危うい … [なになに…]

私は公務員の家柄に生まれたためか,会社員の基本を全く知らずに育った.組織内の役職の役割や,その心構え,仕事の見方.平社員とか下っ端と云われる若手とは,どのように振る舞うものであるか.これらは自分で考えるべきことであるか … [なになに…]

理屈と理論.この両者には大きな違いがある.理屈は文で表れる論理で,誤ったあるいは下らない論理は屁理屈というが,理屈や屁理屈も人間を人間らしくあらしめる特徴なので,否定することは決してしない.第一,この部録で展開している … [なになに…]

工学の息は,まだまだ長い.ムーアの法則が鈍化し,量子計算のCPUを待ち望む状況で,人工知能の特異点が話題に上る.人間は8時間働き,その倍を人工知能に働いてもらい,人口が減ってきたら「人間:人工知能=8:16」という時間 … [なになに…]

過去の物語を好まない人たちにとって,歴史はどうにも関心を持てない学問かもしれない.どうして好まないのか.本心では自分の過去に誇りを持つときも,それが脆くも崩れ去りそうになるときもあるだろう.けれども,尤もらしく考えてみ … [なになに…]